皆様こんにちわ!
いきなりですが、昨日Twitterを見ているとこんなツイートが目に入りました。。。
何!?もともと5月発売予定で延期になっていたSLX DC XTが入荷している!!
個人的に今期シマノ新製品で最も気になっていたリールです。
残念ながら昨日から各店舗で入荷しているのは右巻きのみで、左巻きは12月予定とのこと。
マナTは普段から巻きも撃ちも左巻き使用なので購入までは少し我慢となりますが、、、
このリール間違いなくコスパ最強のバーサタイルリールなので、購入を迷われている方に向けて何がそんなにオススメなのかをお伝えしたく購入前に先んじてこの記事を書くことにしました!
前回のダイワ新作ビッグベイト「グラディカル」インプレ記事に続いてのレビュー・インプレ記事となってしまいますが最後まで見ていただけると嬉しいです!
■SLX DC XT基本スペック
先ずは基本のスペックをシマノHPを参考に要点だけ下表でまとめました。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(㎏) | 自重(g) | スプール径(mm)/幅(mm) | 糸巻量ナイロン (lb-m) | 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) | ハンドル長さ(mm) |
70 | 6.2 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100,14-90, 16-80,20-65 | 64 | 42 |
71 | 6.2 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100,14-90, 16-80,20-65 | 64 | 42 |
70HG | 7.4 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100,14-90, 16-80,20-65 | 77 | 42 |
71HG | 7.4 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100,14-90, 16-80,20-65 | 77 | 42 |
70XG | 8.1 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100,14-90, 16-80,20-65 | 84 | 42 |
71XG | 8.1 | 5.5 | 195 | 33/21 | 12-100,14-90,16-80,20-65 | 84 | 42 |
ギア比はXG(エクストラハイギア)、HG(ハイギア)、ノーマルギアの3種類です。
おかっぱり1本でバーサタイルに何でもやりたい方は個人的にノーマルギアをおすすめします。
この辺の詳しい話はまた別で解説するつもりです。
■SLX DC XTの特徴とメリット
軽いルアーがより投げやすくなった
今回のSLX DC XTの最大の特徴であり、既存のSLX DCと大きく異なる点は「軽量ルアーがより投げやすくなり、使えるルアーの幅が広がった」ことになります。
なぜこれが可能になったのかというとI–DC5というDCブレーキとMGLⅢスプールの恩恵のおかげです。
一つずつ詳しく解説していきます。
I-DC5
既存のSLX DCに搭載されているDCブレーキはI-DC4でしたが、今回はI-DC5というDCブレーキが搭載されています。
実はこのI-DC5、、、上位機種の「20カルカッタコンクエストDC」と同じブレーキなんです!!
カルコンDCと同ブレーキが付いている!っていうだけでもテンション上がりますが、一体これの何がすごいかというと前回搭載のI-DC4は外部ダイヤルで4段階の調整まででしたが、こちらのI-DC5は5段階調整となり、より細かい微調整ができるようになったということです。
マグナムライトスプールⅢ
DCブレーキの他にも注目すべき点としてこのSLX DC XTにはMGLⅢが搭載されているということです。
こちらはなんと20メタニウムMGLに搭載されているスプールと同じということなんです!
MGLⅢは大幅な肉薄化により、従来にない低慣性を実現したスプールで、私も既にこのスプールの良さは20メタニウムMGLを使い込んでその立ち上がりの良さと抜けの良さを体感済みです。
20メタニウムについての詳しい使用インプレはこちらからどうぞ!!
■SLX DC XTにデメリットはある?
前作SLX DCとの比較で気になるのは価格差?
唯一上げるとしたら前作SLX DCとの価格差だけでしょうか。
前作SLX DCは定価27,500円(税別)実売価格はAmazonで大体18,000円(税込)前後
今作SLX DC XTは定価35,000円(税別)実売価格はAmazonで25,000円(税込)前後
その価格差は約7,000円ですが、これを高いと見るか安いとみるか。。。
ぶっちゃけI-DC5とMGLⅢスプールがついて7,000円差なら絶対SLX DC XTを買うべき!と個人的には思います。
2万円以下でDCの性能を味わってみたい!とにかくなるべく安く!ということであれば前作SLX DCを選択するのもありかもですが、よりバーサタイルに軽量ルアーも投げたいし1台で色々とこなしたいのであれば自信を持ってSLX DC XTを選ぶべきだと答えます。
糸巻量が少ない?
あともう一つあげるとして出てきそうなのが糸巻量の少なさ?でしょうか。
個人的にバーサタイルに使うとしてフロロライン14lbが80m巻ければ十分だと思っているので、今回のナイロンライン14lbが90m巻けるというスペックで十分だと感じています。
ですが、中にはビッグベイトなどをメインに使いたいたくて16-20lb以上のフロロラインを80m以上巻きたいという方も居ると思います。その用途であればスコーピオンDCもしくは同じく今期新製品のクラドDCをチョイスするのがおすすめです。
■【まとめ】SLX DC XTインプレ
他にもHAGANEボディやスプール径、幅について語りたいところはありつつも前作と比較しながら伝えたい要点は下記になります!
・とにかく軽量ルアーへの対応ができるようになり、よりバーサタイルなリール
・I-DC5は上位機種20カルカッタコンクエストと同様のモノを搭載
・MGLⅢスプールは上位機種20メタニウムMGLと同様のモノを搭載
・実売価格はAmazon25,000円(税込)ちょっと(2022年10月現在で右ハンドルのみ)
とにかくマナTは左ハンドルが早く欲しい、、、、
右ハンドル仕様をお使いの方は是非この機会に購入していただき感想を教えてくださいね!